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実務ガイド

ライブの技術依頼票:入力・配置・照明・音出しをそろえる

希望と確認済みの条件を分け、会場技術者が回答できる資料にします。

編集日:2026-10-29 / 出典の確認日は各資料に記載

このページの目次
  1. 依頼票の表紙に、誰のどの版かを書く
  2. 入力表と配置図を、同じ番号でつなぐ
  3. 照明と映像の希望を、曲や場面に結び付ける
  4. 音出しとリハーサルの目的をそろえて渡す

こんな方に出演者の情報を会場へ取りまとめる制作担当

このページでできること入力表と配置・演出・音出しの希望を同じ版で渡す。

1.依頼票の表紙に、誰のどの版かを書く

技術依頼票は機材の注文書だけではありません。出演者が実現したい内容を、会場の設備と担当範囲で実施できるか相談する資料です。公演名、開催日、出演順、編成、主催側の窓口、出演者側の技術連絡先、作成日と版番号を表紙へ書きます。会場指定の書式がある場合はそれを優先し、このページの表は不足情報を集める下書きとして使ってください。

舞台、音響、照明、映像は同じ会場でも別の資料になっている場合があります。O-EASTの公式案内も資料を分けて掲載していますが、掲載内容が今回の費用や担当範囲を自動的に確定するわけではありません。ファイル名の日付だけで現行版と決めず、本文の版や改訂情報も確認して会場へ照会します。まだ回答のない希望は「相談中」と表示し、出演者へ実施可能と約束する前に確認を受けます。

2.入力表と配置図を、同じ番号でつなぐ

入力表には音源や楽器の名前、奏者、持込機材、会場へ依頼したい内容、確認したい事項を記入します。技術者が配線や機材を検討できるようにするもので、主催初心者が機器の適合や接続方法を断定する表ではありません。たとえば架空の弾き語りなら、声と楽器を別行にし、楽器の具体的な機種や出力の情報が未入手なら「出演者へ確認中」と記します。入力数の標準値を決め打ちしないことが大切です。

配置図には舞台上の位置、奏者、機材、希望するモニターの位置を書き、入力表の番号と対応させます。図を見る向きも明記し、客席から見た左右と出演者の左右を混ぜません。電源や固定、吊り物、ケーブル経路等は会場技術者の確認を受ける項目です。自作の概略図を施工指示にしないようにし、寸法が必要な場所は会場図面と現地の確認結果で確定します。楽器を追加したら両方の資料を更新してください。

表の中央・右という位置も架空の希望です。実際の配置図には図を見る向きを記し、会場側の修正と合意を受けてから運用版へ移します。

入力表の下書き(架空例)

編集部作成の架空の記入例・作業用ひな形です。実際の条件に置き換えてください。入力は送信・自動保存されません。移動前にCSV保存できます。

番号・奏者/希望位置音源・楽器持込み情報会場への希望未確認点・回答

3.照明と映像の希望を、曲や場面に結び付ける

「かっこよく」とだけ伝えると、担当者が判断する条件が足りません。曲順や進行のどの場面で、どのように見せたいかを文章で書きます。架空例なら「一曲目の開始を知らせる合図の後に明るさを変えたい」とし、実行できる演出と合図の方法を会場へ相談します。点滅や暗転など来場者への配慮が必要な表現も、主催者の好みだけで決めず、会場と運営側の条件を確認しましょう。

映像を使う場合は、再生する人、素材を受け取る人、確認する日時、止まった場合の対応を分けて決めます。会場に表示装置があっても、その装置の利用や素材再生を誰が担当するかは別問題です。O-EASTの公開舞台資料にもLED利用に関する個別条件があります。ここでは他会場に通じる仕様や期限を推測せず、素材の形式、接続、費用、操作担当を当該会場へ問い合わせる欄を設けます。

照明・映像・音出しの確認票

編集部作成の架空の記入例・作業用ひな形です。実際の条件に置き換えてください。入力は送信・自動保存されません。移動前にCSV保存できます。

場面・作業希望する見え方/目的担当へ渡す情報操作・合図の担当会場確認・確定日時

4.音出しとリハーサルの目的をそろえて渡す

音出し時間には、機器の確認、出演者が音を聞く時間、曲の一部を通す時間、転換を試す時間が含まれます。各作業を何分で終えるかは編成と会場条件によるので、一律の標準時間を当てはめず、技術者と相談して確定します。出演者が到着する時刻と楽器が搬入される時刻も添えてください。演奏者がいなければ確認できない内容を、機材だけ届く時間に予定しないようにします。

最終確認では、依頼票の各項目を「会場対応」「持込み」「別途手配」「未確定」に分けます。変更は窓口を通してまとめ、メールの本文だけで差分を伝えず資料の版も更新します。当日は確認済みの一式と未回答一覧を持ち、想定外の変更を自己判断の配線や改造で解決しようとしません。本記事の入力例は架空で、実際の公演仕様や技術検証結果ではありません。会場の合意を得た版が運用の基準になります。

作業を終える前の確認

チェック状態だけをこのブラウザーに保存します。記入表の内容は保存しません。

参照した一次資料

公式資料の確認範囲は下記のとおりです。手順・記入例は当サイトで編集しました。製品や開催回、契約ごとの条件は該当する最新の資料で確認してください。

  • Spotify O-EAST|ABOUT・会場利用資料 ↗
    確認日 2026-10-29 / 会場のフロア案内と舞台・音響・照明・LED各資料への案内を確認。掲載機材の当日利用可否・料金・技術担当範囲は未照会。音響資料ZIPの中身は未読。
  • Spotify O-EAST|舞台資料 ↗
    確認日 2026-10-29 / 公開PDFの舞台・楽器類・LED利用案内を確認。ファイル名と内部に記載された資料日付は一致せず、現行版を会場へ要確認。読取り不明瞭な図面寸法は採用しない。
  • Spotify O-EAST|照明資料 ↗
    確認日 2026-10-29 / 照明機器、回路、追加費用のある項目等を確認。数値や操作を他会場へ一般化せず、具体的な施工・接続・演出可否は技術担当の確認事項とする。

音楽ライブのコツ / 道具と準備

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